はじめに
当院自慢の酸素カプセルですが、多くの皆さんに好評をいただいております。
“骨折や捻挫を早く治したい” “疲れを取りたい” “交通事故の後遺症予防”
“スポーツ選手のコンディション管理”
などなど、患者さんの様々なニーズに応えてくれる優れものです。
しかしながら一部の患者さんからは、“何となく不安”、“何だかちょっと怖い”、“いったん入ったら出られなくなるんじゃないか”という声が聞こえてくるのも事実です。
そこで、今回のブログでは
『つちや整骨院・酸素カプセルツアー』と題して、酸素カプセルの細かいところまでお伝えして、酸素カプセルの魅力を知っていただこうと思います。
当院の酸素カプセル
名称は『OXYRIUM medical1.6』です。細部に至るまで安心安全の純国産です。
「1.6」とは気圧の高さを表しています。酸素カプセル内部が1.6気圧まで上がりますよ。ということです。一般的な酸素カプセルは「1.3気圧」のタイプが大半です。
一方、当院の酸素カプセルは「プロフェッショナル用」と呼ばれる特注生産で、1.6気圧まで圧力がかけられるタイプです。私の知るところ、宮城県では当院にしかありません!
HIGH PRESSURE TANK と表示されています。つまり、ここには高い圧力がかかりますよ。ということですね。
ちなみに電話もついていて、酸素カプセルの中で会話ができます。
当院の酸素カプセルはカプセル内の圧を、1.2気圧、1.3気圧、1.4気圧、1.6気圧の4つから選ぶことができます。水深でいうと2~6mの圧力がかかります。
初めて酸素カプセルに入る方は耳抜き※1がうまくできないことがあるため、最初は最も圧の低い1.2気圧から入っていただき、問題ないようであれば段階的に圧を上げていきます。
※1 新幹線や飛行機に乗った時など、急に大気圧が変化したときに耳の中が変な感じがしたことがあると思います。そんなときに唾を飲みこんだり、あごを動かしたりした後に、耳の中で「ぽこっ」として元に戻ったことがありませんか?これが耳抜きです。
酸素カプセルに入る前に
トイレを済ませましょう
酸素カプセルに入った後は、個人差はありますが多くの場合、尿意を感じます。これは腎臓の機能が活性化され、身体の中でおしっこが作られるスピードが速くなるからです。途中でドアを開けてしまうと、上昇した圧力を大気圧に戻さなければなくなり、効果がうすくなってしまいます。なるべく事前にトイレを済ませていただくと安心です。
飴をどうぞ
耳抜きのポイントは、“鼻を指でつまんで口を閉じ、鼻をかむように耳に空気を送り込む”、“あごを動かす”、“唾を飲み込む”などですが、事前に飴をなめると耳抜きがしやすくなります。
好きな味の飴を選んでください。
スマホやゲーム機、音楽プレーヤーも使えます。
酸素カプセル内の圧力では、スマホ等は問題なくご使用いただけます。
初めての方や、なかなか寝れないという方は、スマホやゲーム機などを使ってリラックスしてお過ごしください。
さあ、酸素カプセルへレッツゴー!
入る手順
酸素カプセルの出入り口は割と大きく作られています。写真の銀の枠に手を置いて中に入ります。ポールの部分は弱い構造になっていますので、つかまらないようにしてください。
酸素カプセルの中は意外と広いです
中央上にある銀色の部分がクーラーです。以前使っていた初代の酸素カプセルにはクーラーがなく、夏は暑いこともありましたが、2代目のこの酸素カプセルは暑い夏の日でも快適です。
扉が閉まったらレバーを引いてください。扉を密着させるためです。圧が加わるとレバーは元の位置に自動的に戻ります。
内部での操作
中央部に“耳抜きボタン”があります。もし耳抜きがうまくできないときはこのボタンを押すと、一時的に加圧がストップして圧力が下がります。耳が変だと思ったら、このボタンを押してください。
画面右にはクーラーの切り替えボタンもあります。圧力が上がると室内の温度が若干上昇しますので、暑がりの方はスイッチオンしてください。
画面の左にあるのはインターフォンです。もし耳が痛くなったりしても、インターフォンを押してもらえればスタッフが急行します。笑
もしもの時は
緊急事態の場合は、ご自分で酸素カプセルを停止することができます。また、頭上にある排気弁で強制的に減圧もできますので、ご安心ください。
以上で、つちや整骨院・酸素カプセルツアーは終了となります。
またの参加を楽しみにお待ちしております(^O^)/